高知県観光情報サイト「こじゃんとネット」では、高知の観光情報やイベント情報などの情報発信をはじめ、飲食店や暮らしなど様々なショップ・企業の紹介をしています。

HOME > イベントフォト > 早明浦(さめうら)ダム

早明浦(さめうら)ダム

四国の命・早明浦(さめうら)ダム

早明浦ダム(さめうらダム)は高知県長岡郡本山町吉野地先と土佐郡土佐町に跨る、一級河川・吉野川本川に建設されたダムです。
独立行政法人水資源機構が管理する多目的ダムで、型式は重力式コンクリートダム、高さは106.0mで有効貯水容量は289,000,000トンと香川県内の全ため池(15,000ヶ所)の容量を大幅に凌駕し、吉野川水系における水資源施設の中核をなす四国地方最大のダムです。
吉野川の治水と四国地方全域の利水を目的に建設され、このダムの水運用は四国地方の経済・市民生活に極めて多大な影響を及ぼします。
このため「四国のいのち」とも呼ばれ、四国地方の心臓的な役割を果たす。ダムによって形成される人造湖はさめうら湖と呼ばれ、2005年には本山町・土佐町・大川村の推薦により財団法人ダム水源地環境整備センターが選定する「ダム湖百選」に選ばれています。

●選択取水施設とは
ふだんは表面のあたたくきれいな水をながします。
供水時は渇水時にダムがにごったら、貯水池のにごりの状況をみて、下流の影響を少なくするように取水位置を選択して放流します。

「四国の命」早明浦ダム 早明浦ダム・高知分水説明図

2007年6月17日16時の貯水率は、31.6%で、平年値を55%程度下回りました。
これは、同じ時期ではダム完成以来最低の貯水率であり、2005年以来の渇水が懸念されています。
そのため、6月17日午前9時から第三次取水制限を実施しており、徳島用水を17.4%、香川用水を50%カットしています。

●さめうら湖
自然湖も含めて四国地方最大の面積を誇る早明浦ダム湖(さめうら湖)周辺はダム湖百選に選ばれるなど景勝に富んだ場所であるほか、ブラックバスの釣り場や、カヌー・ボートなどのアウトドアスポーツといった観光資源も進んでいます。この為観光客や釣り客が多く訪れる高知県の観光地の一つであり、周辺には様々な観光施設が軒を連ねています。
また、付近を通過する国道439号は、大歩危・小歩危・祖谷山方面と石鎚山・松山市・四万十川方面を結ぶ観光道路としても重要な役割を果たしているのです。



Copyright (C) 2000 KOJYANTO.NET. All Rights Reserved.