国指定史蹟天然記念物 龍河洞
新しい2000年始まる。
この壷は2000年前に生活していた古代人の壷です。岩にくっついています。
ここ龍河洞は教科書でもおなじみの、国の天然記念物の鍾乳洞です。
全長が4kmもあり、洞窟の中からは弥生式土器等の残された穴居も発見されています!(70年前)
外がどんなに暑くても、洞窟の中からは冷た~い風が吹いてきます。天然の冷房です!
見学は約1kmの道のりを上がったり、下がったり、狭い道を通ったりと、なかなか楽しめます。
所々ガイドさんが立っていてくれ、説明をしてくれます。
1億7500万年の自然の芸術を少し紹介します。
見どころ紹介
これは見事!高さ1.5mの鍾乳石が幅2mにわたって垂れ下がっています。
お~!これはまるで滝!ということで「無音の滝」と名づけられたそうです。。。
高さ11mの洞内最大の鍾乳石です!大きいですよ!
また、写真にも写っていますが、洞内は階段や手すり、足元が滑らないように滑り止めなど細かいところまでよく配慮されています。でも動きやすい服装、履物で行かれた方がいいかもしれません。
高さ11mの滝で、昭和6年に山内浩氏が、この滝を登り奥洞の発見に成功しました。そこから現在の龍河洞への道が開けたそうです。
高さ6m、周囲14mもある鍾乳石で、岩の上にあるのは実験用に置かれた壷です。60年以上経ってやっと下の岩とつながりかけているそうです。
アクセスMAP
ここで、鍾乳石ってなんだろうと思っている方、多いのでは!少しですが参考にして下さい! | |
石灰分を豊富に溶かし込んだ水が、地層のすき間を通って洞窟内に染み出します。そして、天井からポタポタと落ちたり、壁をつたわって流れ落ちる時に、少しだけ水分が蒸発するそうです。そして、ほんのわずかな量の石灰分が後に残り固まり、それが何百年、何千年の時を経て鍾乳石に成長するそうです。気の長い話ですね。。。 ■鍾乳石の代表的な種類 ■ ・鍾乳管 ・つらら石 ・石筍(せきじゅん) ・石柱(せきちゅう) → 約100年にわずか1cmしか伸びないそうです! ・石花(せっか) |
▼▲交通などのお問合せ先▲▼ | ||
財団法人 龍河洞保存会 | ||
所在 | 高知県香美市土佐山田町 | |
TEL | 0887-53-2144 | |
FAX | 0887-53-2145 |