四国第三の河川
仁淀川は愛媛県・高知県を流れる一級河川で、吉野川、四万十川に次ぐ河川として知られています。
愛媛県では面河川(おもごがわ)とも呼ばれています。
清流「仁淀ブルー」
注目されるポイントとしてあげられるのはその美しさで、その名で呼ばれる通り水の色が青い事です。
特に観光スポットの中でも注目度が高いのは、いの町清水程野の「にこ淵」、仁淀川町にある「安居渓谷」と「中津渓谷」で、より美しい仁淀ブルーを見ることができます。
有名スポット「沈下橋」
仁淀川には5か所の沈下橋が存在しており、中でも日高村名越屋の「名越屋沈下橋」と越知町の鎌井田集落の「浅尾沈下橋」が非常に人気が高いスポットとなっています。
全国の一級河川水質ランキング 連年の1位
国土交通省が発表する一級河川水質ランキングで、仁淀川は2012年~2016年の間連続1位を獲得し、四国で唯一の記録を持っています。現在もなお「水質が最も良好な河川」として選ばれ続けています。
高い水辺利用率
中流域では多目的ダム・大渡ダムをはじめとした治水・電源開発施設が多く、下流側になってくると水量が増え、夏場にはキャンプ客や釣り人で埋まるほどの高い水辺利用率を誇り、2002年には水辺利用率全国1位にもなりました。
また、毎年2月に行われる土佐3大祭りの一つ「秋葉祭り」、5月上旬にいの町波川で開催される「紙のこいのぼり」や、ラフティング・カヌーなど、多くのイベント開催にも利用されています。
劇場アニメの舞台にも
2021年7月に公開される細田守監督の最新作、「竜とそばかすの姫」の舞台にもなっています。キービジュアルでは「浅尾沈下橋」と共に描写されており、SNSでもより注目が集まっています。(2021年6月現在)